日産自動車は13日、三菱自動車工業との合弁会社であるNMKVを通して、日産自動車が初めて企画から参画した軽自動車「デイズ」に続く第2弾となる、スーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車「デイズ ルークス」を発売した。価格は124万50円~185万2,200円。

左から「デイズ ルークス X」「デイズ ルークス ハイウェイスターXG」

デイズ ルークスは、広さと使い勝手を両立したパッケージングを実現したほか、車両周囲の映像を映し出す「アラウンドビューモニター」や、「スーパーUVカット断熱グリーンガラス」「タッチパネル式オートエアコン」「オートスライドドア」など、デイズで好評の装備を数多く採用。エクステリアは、低いウエストラインを持ったグラスラウンドキャビンを採用し、デイズと同様にダイナミックで立体的なフォルムと上質で快適な室内空間を実現したとのこと。

また、エンジンの負荷を低減し高い経済性を実現した新技術「バッテリーアシストシステム」を採用。同システムは、減速時にオルタネータで発電した電力をニッケル水素電池に充電してオーディオやナビなどの電装品に使用することで、ガソリンを消費するオルタネータの発電頻度を下げてガソリン消費量を抑えることができる。こうした低燃費技術の導入によって「環境対応車普及促進税制」の減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税は免税となっている。

「デイズ ルークス ライダー」

なお、同社の関連会社であるオーテックジャパンは、デイズ ルークスをベースにしたカスタムカー「ライダー」と、耐荷重を高めた運転席乗降用グリップ「運転席マイティグリップ」を装備したライフケアビークルを設定して発売した。デイズ ルークス ライダーの価格は168万2,100円~200万9,700円、デイズ ルークス 運転席マイティグリップは139万1,250円。