関西で高い知名度を誇るぼんちの「ぼんち揚」(140g)

日清食品ホールディングスは4日、ぼんちと資本業務提携契約を締結したことを発表した。

関西の老舗メーカーぼんちと提携し、菓子事業の展開を加速

同社グループは、即席めん事業だけでなく、即席めんとグローバルでのシナジーが見込まれる菓子事業についても、重要な成長分野として位置づけている。これまでも、日清シスコおよびフレンテにおいて、グループシナジーを活かし生まれた商品を新たに展開し、多くのユーザーより好評を得ているという。

また、ぼんちは1931年創業の老舗米菓メーカーであり、関西で高い知名度を誇る「ぼんち揚」をはじめ、「味かるた」や「辛子明太子大型揚げせん」といったヒット商品、ロングセラー商品を有する。

今回の資本業務提携は、同社が、2014年3月期中にぼんち株主より同社の議決権割合30.0%に相当する株式を取得。同時に同社グループとぼんちが、営業・マーケティング・商品開発・生産に関する様々なノウハウを共有・融合することで、ユーザーにより良い商品を届け、これにより同社グループとぼんち双方の企業価値向上を図ることを目的としているとのこと。