東京急行電鉄は3月9日までの期間限定で、東急線への乗車で貯まる「のるる」ポイントを食料品と交換するサービス実験を行う。

「のるレージサービス」イメージ。PASMO・Suicaを利用して東急線各駅で下車した回数に応じて「のるる」ポイントが貯まり、会員ランクが上がっていく

同社の「のるレージサービス」に登録した会員が対象。ポイントを商品に交換するには、あらかじめ携帯電話・スマートフォンで「のるレージ」サイトにアクセスし、交換手続きを行う必要がある。実験期間中、東急ストアの一部店舗に設置される端末に携帯電話・スマートフォンの画面をかざすことで、商品交換用レシートが発券される。レシートはサービスカウンターにて商品と引き換える。商品引換え用の端末が設置されるのは、東急ストア中目黒本店、三軒茶屋店、たまプラーザテラス店の3店舗。ポイントと引き換える商品は、ドリンク、カップ麺、スナック菓子、調味料などが週替わりで用意されるとのこと。

今回の実験は、オンラインから実際の店舗へ消費者を誘導するための取組み「Online to Offline(O2O)」のサービス実験として実施。将来的に沿線全店舗への拡大をめざす。

「のるレージサービス」は、事前に登録した「PASMO」または「Suica」で東急線各駅の自動改札機を利用すると、下車した回数に応じてオリジナルポイント「のるる」が貯まるサービス。「のるる」が貯まると、会員ランクが上がり、ランクに応じてプレゼントへの応募が可能になる。「PASMO」または「Suica」と携帯電話・スマートフォンがあれば誰でも無料で参加でき、通勤・通学などで定期券を利用している場合も対象となる。