ビー・エム・ダブリューはこのほど、「4シリーズ クーペ」のラインアップに、中核モデルとなる高効率ガソリンエンジン搭載の「420i クーペ」を追加し、全国のBMW正規ディーラーで発売した。
4シリーズは2013年9月から販売開始した新しいシリーズで、これまでに「428i クーペ」「435i クーペ」が発売されている。今回発売された「420i クーペ」は、優れたパフォーマンスと高い環境性能を両立した2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。4シリーズの中核モデルとなる。
このエンジンは世界で最も権威のある「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2013」の1.8~2.0リットル部門で2年連続の大賞を受賞している。最高出力は184PSで、1,250~4,500rpmの広い回転域で最大トルクを発生させる。高効率8速オートマチック・スポーツトランスミッションやアイドリングストップ機能との組み合わせで高い環境性能を発揮し、JC08モード燃費は16.4km/リットルを実現している。
価格は、「420i クーペ スポーツ」が497万円、「420i クーペ ラグジュアリー」が519万円、「420i クーペ Mスポーツ」が517万円。いずれも、「平成27年度燃費基準+20%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成したエコカー減税対象モデルとなっている。