仙台市交通局は、これまで2014年度中としていた地下鉄南北線へのICカード乗車券「イクスカ」導入時期について、今年12月に決まったことを明らかにした。2015年の東西線開業時には、利用できる範囲を東西線、市営バス、宮城交通バスへと拡大する。

地下鉄南北線から「イクスカ」が導入される

ICカード乗車券「イクスカ」は、一般的なIC乗車券と同様にパスケースから出さずにタッチするだけで地下鉄・バスの運賃の支払いができるICカード乗車券。複数の公共交通機関を1枚のカードで利用できるため、乗継ぎも可能。地下鉄・バスの利用回数や金額に応じてポイントが貯まり、運賃の支払いに使用できる「ポイントサービス」も実施する。

「イクスカ」の名称は一般公募で決定。「行く」に仙台弁の語尾「~すか」を組み合わせ、英語の「イクスカーション」(excursion、小旅行・遠足)の意味も含まれるという。