フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、コンパクトミニバン「クロストゥーラン」の一部装備をグレードアップして発売した。インテリアの素材を変更したほか、アルミホイールのデザインも変更し、ボディカラーも追加した。

フォルクスワーゲン「クロストゥーラン」

「クロストゥーラン」は、「ゴルフ」をベースに開発された7人乗りのコンパクトミニバン「ゴルフトゥーラン」の追加モデル。2012年11月から日本でも販売開始され、いまでは「ゴルフトゥーラン」全体の約20%を占める人気モデルとなっている。「高いアイポイントによる運転のしやすさ」「優れた経済性」「高い安全性」「パワフルでスポーティな走り」が、日本市場でも高く評価された。

今回のアップグレードでは、その個性をさらに際立たせる改良が施されている。インテリアではブラックファブリックシートをブラック&グレーの2トーンに変更し、サイドサポートに高級素材のアルカンターラを採用した。ドア内張りもブラックのファブリックからグレーのアルカンターラに変更し、ステアリング / ハンドブレーキグリップ / シフトブーツのステッチをブラックからグレーに変更している。

エクステリアにおいては、アルミホイールのデザインを変更。ボディカラーは2色の新色を含む全6色から選べる。専用の前後バンパー、充実した快適装備、専用サスペンションなど、「クロストゥーラン」の魅力となっている装備、仕様はこれまで通り。140PSというハイパワーと省燃費性を両立した1.4リットルターボ+スーパーチャージャーエンジンや7速DSGも従来通りで、価格は355万円。