ソニー銀行はこのたび、2014年1月よりNISA(少額投資非課税制度)が始まり、NISA口座の利用にあたって、取り引きに関して顧客に注意してもらいたい点を発表した。

対象商品・対象取り引き

  • ソニー銀行では円MMF・外貨MMFを除く、取り扱いファンドがNISA口座の対象商品。円預金、外貨預金、外国為替証拠金取引(FX)などは対象外

  • ソニー銀行のNISA口座では、株式投資信託の購入と積み立て、分配金の再投資が可能。スイッチング取り引きはできない

取り引き方法

  • NISA口座での購入・積み立てプラン申し込みの際は、NISA口座を開設後、取り引き画面上でNISA口座のチェックボックスにチェックを入れて申し込む。指定がない場合は、課税口座での取り引きとなる

  • NISA口座への組み入れ可否は約定日基準で判定されるが、実際の組み入れは受け渡し日に行う

  • ソニー銀行では、2014年1月6日(月)が受け渡し日となる取り引きよりNISA口座を指定できる。申し込みから受け渡し日までの日数はファンドにより異なる。ファンド購入時の受け渡し日は購入画面で確認できる

NISA口座での取り引きとならない場合

  • NISA口座での購入・積み立てを指定しても、約定時の金額が利用可能な非課税枠を超える場合はNISA口座での取り扱いとならず、約定単位で全額が課税口座での取り扱いとなる

  • NISA口座での同一約定日となる購入・積み立て・再投資が複数ある場合は、同社所定の約定順により約定単位で非課税枠に組み入れる(注文順、時間順ではない)。そのため、申し込み時にNISA口座を指定しても、課税口座での取り扱いとなる場合がある

非課税枠の表示について

  • 利用可能な非課税枠は、購入画面に前営業日付の約定反映後の金額を一日一回更新して表示する。購入の受け付け完了時にリアルタイムで非課税枠の更新は行わない。同一日に複数回購入する場合や、同日に引き落としの積み立てプランによる購入や分配金の再投資が発生する場合なども、約定前には非課税枠に反映しない