転職活動をスタートする前にありがちな誤解や思い込みは?

インテリジェンスは、転職活動でよくある誤解や失敗理由について、調査を実施した。調査は11月に実施し、キャリアコンサルタントとリクルーティングアドバイザー306人から有効回答を得た。

誤解1位は「資格やスキルは有利になる」

まず、転職活動をスタートする前にありがちな誤解や思い込みについて尋ねたところ、最も多かったのは、「資格やスキルを身につければ有利になる」(57%)だった。2位は「自分にはアピールできる強みがない」(40%)、3位は「第二新卒は新卒同様に未経験の仕事に就ける」(34%)だった。

同社は「転職活動は、一番に"これまでどんな仕事をしてきたか"が問われるもの。資格や高いスキルを持つものの実務経験がない"ペーパーライセンス"は転職活動では有利になりません。"こんな仕事は誰でもできる"と思い込んでいることが、実は強力なアピールとなることは少なくありません」と解説した。

次に、企業選びや応募でありがちな誤解や思い込みについて聞くと、1位は「大企業は安定している」(85%)、2番目が 「ベンチャー企業は不安定」(56%)だった。3位は「応募するかどうか時間をかけて検討したほうがよい」(44%)となっている。

転職の面接で「お断り」される理由って?

面接のNG理由として企業からよく挙げられることについて聞くと、一次面接でのNG理由のトップは、「質問の意図と違うことを話す」(55%)だった。2位は「応募企業のことを調べていない、理解が浅い」(41%)、「どうしても入社したいという熱意を感じない」(33%)。しかし、これらのトップ3は、二次面接や最終面接でも上位に挙げられる回答だという。

面接のNG理由として企業からよく挙げられることは?