住友生命保険は10日、「第37回こども絵画コンクール」の審査結果を発表した。同コンクルールは、4月から9月にかけて作品を募集。こどもの情操教育支援を目的として1977年より毎年開催している同社の社会貢献活動の一つで、開始以来の応募総数は1036万点を超えているという。37回目を迎えた今年も、国内はもとよりアメリカ、イギリス、フランス等海外からも応募があり、応募総数は20万5648点にも上ったとしている。

このたび、10月29日に全国審査会を実施し、各入賞作品が決定した。審査員として、協賛・後援団体の全国造形教育連盟・日本教育美術連盟・日本ユニセフ協会・フランス大使館・ルーヴル美術館より代表の人々に、またCG部門の審査員として九州大学の先生に協力を得たという。

20万点を超える応募作品の中から選ばれた優秀作品594点を、東京で開催する全国展覧会に展示。また、来年の3月~4月の1ヶ月にわたり、特別・金・銀賞を受賞した102点をフランスのルーヴル美術館に展示する(ルーヴルでの展示は今年度で14年目)。

幼児0~4歳部門で日本ユニセフ協会会長賞を受賞した齋藤 昴さん(4歳/山形県)の「ザリガニとり」