JR東海はこのほど、東海道新幹線新大阪駅で実施中の大規模改良工事が2014年1月で完了する見通しであることを発表した。
新大阪駅では、災害など異常時のダイヤ回復能力の向上や、東海道新幹線のさらなる増発に対応するため、2007年にホームと引上げ線の増設工事を開始。今年3月16日には27番線ホームと引上げ線3・4番線の使用を開始した。JR東海によれば、来年1月26日に引上げ線1・2番線設備の改良が完成する予定で、これをもって約7年間にわたった工事が完了するとのこと。改良前のホーム4面7線・引上げ線2線から、ホーム5面8線・引上げ線4線の駅へとリニューアルされる。
引上げ線1・2番線完成後は試験運転などを行い、今年度中には、先に使用を開始した3・4番線を含めた4線体制で本格的に使用開始するとしている。