俺もそろそろ結婚しなきゃと思うけど、今のこの給料じゃ女性を幸せにする自信がない。いっそ逆玉にのって、主夫にでもなれたらなぁ……。今回は、マイナビニュースの独身男性200名に「逆玉の輿に乗りたいですか?」と聞いてみた。
Q.逆玉(逆玉の輿)に乗りたいですか?
はい 47.5%
いいえ 52.5%
Q.それはどうしてですか?
逆玉に乗りたい!
■働かなくてすむから
・「だってそのあと仕事しなくてすむし」(22歳/情報・IT/技術職)
・「働かずにすむならそうしたいので」(31歳/機械・精密機器/技術職)
・「家事が好きなので主夫でも良い」(32歳/印刷・紙パルプ/営業職)
■お金の心配がなくなる
・「お金の事であれこれ言われる心配が無さそう」(38歳/その他/その他)
・「経済的に苦労がないとなればこんな楽なことはない」(64歳/情報・IT/経営・コンサルタント系)
・「経済的な心配をする必要がなくなるから」(26歳/その他/その他)
■毎日がハッピー!
・「ハッピーだから」(76歳/その他/その他)
・「お金があると楽しいため」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「お金は幸せになるための一つの手段」(25歳/アパレル・繊維/技術職)
■余裕ある生活が送れる
・「贅沢な生活もしてみたいので」(45歳/情報・IT/技術職)
・「生活を営む上で、間違いなく経済的に余裕ができるから」(41歳/機械・精密機器/技術職)
・「生活が楽になるならアリかなと思う」(37歳/情報・IT/技術職)
■収入が低いので…
・「低収入だから」(23歳/金融・証券/営業職)
・「貧乏で稼ぎが悪いから」(57歳/情報・IT/クリエイティブ職)
■その他
・「金があるにこしたことはない」(34歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「ドロップアウトもできるので」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職
・「同い年以下だと自分が負けた感じでイヤだが年上ならいい、むしろ子育てのことを考えればその方が助かる」(24歳/その他/その他)
逆玉には乗りたくない
■男としてちょっと……
・「男として恥ずかしい」(43歳/電機/技術職)
・「何となく自分が気分的に惨めになりそう」(27歳/医療・福祉/専門職)
・「格好悪い、体裁が悪い、相手の言いなりになってしまいそう」(32歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「尻に敷かれそう」(38歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「たぶんプライドが許さないし、弱みを握られたみたいでいやだから」(29歳/運輸・倉庫 技術職)
■苦労が多そう
・「乗ったら乗ったで人づきあいが大変そう、人づきあいが大変でないなら乗りたい」(25歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「相手の家との付き合いで気を使うことが多そうだから」(31歳/小売店/事務系専門職)
・「生活レベルが違うから大変だと思う」(34歳/その他/その他)
■男が養うべき!
・「やはり男が家庭を支えたいと思うから」(21歳/学生/その他)
・「自分で稼がなきゃ、お金の使い道なんてわかんないでしょ」(41歳/ソフトウェア/営業職)
・「男がしっかり稼いで養っていかないといけないと思うので」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
■お金目当てじゃないから
・「結果がそうである分には良いが、それを目的としたくない」(33歳/その他/その他)
・「たまたま逆玉ならいいがそれを狙おうとは思わない」(28歳/建設・土木/技術職)
■その他
・「『カネ目当てでは』と疑われそうだから」(27歳/その他/その他)
・「逆玉狙いで付き合った女性がいましたが、本気で好きになってしまい騙しきれませんでした……自分には無理だなと思います(笑)」(48歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)
■総評
「逆玉」願望のある男性は47.5%で、半数近い結果となった。理由のひとつは「働かなくてもいいから」。条件さえ許せば仕事はやめたい、と考えている男性は多いようで、「主夫になれるなら結婚しても良いかなと思う」というコメントも寄せられている。最近、「専業主婦願望」を抱く若い女性が増えていると言われているが、男性たちの間でも「主夫願望」が高まっているようだ。
「お金の心配がなくなる」という理由も多かった。この不況下、家族を養っていけるのか……と不安を抱く男性も少なくないと思うが、逆玉に乗れるなら、そうした経済的プレッシャーからは解放されるだろう。また「お金があれば人生楽しめる」「お金がすべてだ」と断言する人もいた。
一方で、「逆玉には乗りたくない」と答えた男性は52.5%。理由は「男として情けない」「肩身が狭い」「プライドが許さない」といったものだった。「家族は男が養うべき」という意識が強くあり、経済面で女性に頼るのは恥ずかしいことと感じているようだ。また、「お金持ちの女性は甘やかされて育った可能性が高い」「自分と同じ金銭感覚の女性と結婚したい」というコメントも寄せられていた。価値観が合わない女性との結婚は、確かに苦労が多そうだ。
「幸せのためにお金は必要」という人もいれば「お金が一番ではない!」という人もいた今回のアンケート。 幸せの基準は人ぞれぞれのようだ。
調査時期: 2013年11月8日~2013年11月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート