富士重工業は20日、東京ビッグサイトで開催した『第43回東京モーターショー2013』において、スポーツ性能とツーリング性能を組み合わせた新型スポーツツアラー「レヴォーグ(LEVORG)」を世界初公開した。発売は2014年春を予定。

「スバル レヴォーグ」(プロトタイプ)

レヴォーグは、軽快な走りを実現する動力性能と優れた燃費性能を両立する新開発の1.6L直噴ターボと、高出力・高トルクにより走りの愉しさを追求した2.0L直噴ターボという、2種類の水平対向直噴ターボ"DIT"エンジンを搭載したグレードを設定。

エクステリアは、スポーツカーの力強い存在感とワゴンの滑らかでスポーティな特徴を合わせ持ち、スタイリングと機能性を融合したデザインとなっている。また、充分な荷室を確保しつつルーフ後端を低く抑えることで、フロントからリヤまでの流麗なシルエットを実現したという。

「スバル レヴォーグ」(プロトタイプ)

インテリアは、要所にピアノブラック調仕上げや金属調アクセント、メッキパーツを採用して質感を高めたほか、2眼水平指針レイアウト+3.5インチフルカラー液晶のメーターや、スポーティな印象を高めるDシェイプステアリングなど、機能性の高い装備も織り込まれている。

安全分野においては、VDC制御を進化させることで、あらゆるシーンで安心して走りが愉しめるとともに優れた危険回避性能を実現。また、エマージェンシーストップシグナルや、運転席ニーエアバッグを含めた7つのエアバッグ、先進安全機能を大幅に進化させた「EyeSight(ver.3)」を搭載している。