最近、スマートフォンなどで手軽に遊ぶことができるソーシャルゲームが人気で、一大ブームとなっています。基本的に無料で遊ぶことができますが、課金することで「レアアイテム」などを取得できたりと、より楽しむことができる仕組みになっています。

課金の方法は、クレジットカードなどを利用する以外にも様々な方法があって、"裏ワザ"的な課金のやり方もあるそうです。そこで、ソーシャルゲームで課金したことがあるユーザーの稲垣さん(仮名/25歳・男性・営業職)に、課金にする心理と"裏ワザ"の方法を聞きました。

稲垣さん(仮名/25歳・男性・営業職)

--今、どんなソーシャルゲームをやっていますか

今年の初めからやり始めたのがパズル&ドラゴンズ、通称パズドラです。ヘビーユーザーではありませんが、ランク202です。中には600という人もいるらしいので、大したことないです。

--始めた、きっかけは何ですか

会社の先輩に誘われたからです。CMでは知っていましたが、自分には関係のないものだと思っていたし、そんなにやりこむつもりもありませんでした。

課金するのは、ゲームソフトを買うのと同じ感覚

「普通にゲームをすると思ったらソフト代がかかるはずなので、抵抗がない」と稲垣さん

--やりこむつもりがなかったのに、課金までするようになったのはなぜですか。

もともとポケモン世代なので、ポケモンのようにキャラクターが魅力的で、集めたい、強くしていきたいという気持ちになりました。はまったんですね(笑)。課金しなくても遊ぶことはできるのですが、「こうだったらいいな」ということを解消できるのが課金でした。

いいモンスターをゲットしたり、スタミナを回復させたり、コンティニューをしたり、幾度となく課金するタイミングがやってきて、最初に課金したのはモンスターをゲットするためでした。抵抗はありませんでしたよ。ゲームを一つ買うにも5,000円ぐらいしますよね。そもそも無料ゲームだったのでソフト代を払う感覚と一緒です。

--どんな方法で課金しましたか

最初はクレジットで支払いました。iPhoneで事前にクレジットカードを登録しているので、支払いは簡単です。その後、iTunes Cardをキャンペーンなどで購入するとお得なので、それで支払うようにしていました。よく覚えていませんが、これまでの累計課金額は数万円程度でしょうか。

--課金をすることで、ゲームをより楽しめたのですね

攻略や課金の裏ワザを探す

いまは、ほかのサイトでポイントを貯めて換金してみようかなと試しています。でも、最初は悪質なサイトにだまされてしまって…。

--どんなサイトなんですか?

ファンの運営する攻略サイトを閲覧していたんですが、表示されたバナーに「魔法石が当たる」とあったんです。メールアドレスや年齢と名前を登録、1万ポイントたまると魔法石をプレゼントするというものでした。試しに広告をクリックしてみたのですが、たまったポイントは50ポイント。これで1万ポイント貯めるのは無理と思ってやめました。悪質サイトだったと思います。

--思わぬところに悪質サイトはあるんですね

ポイントサイトというのは、全部こういうものかと思ってその後はやっていなかったのですが、友達から換金率は悪いけど、コツコツやっていればきちんと換金してくれる優良サイトがあるということを聞いて、だったらやってみようかなと思いました。最初悪質サイトにひっかからなかったら、優良サイトの存在も知らなかったかもしれません(笑)。

日常の行動の延長で、実質お金をかけずに課金したい

--そのポイントサイトを利用するとどんなメリットがあるのですか。

「無課金課金」をしてみたいと稲垣さん

やはり、広告をクリックしたり、ゲームなどをダウンロードしたり、メルマガなどを見て、ポイントをためることができます。たまったポイントは、iTunes Cardコードに交換できるので、これで魔法石を買うことができます。つまり、ポイントサイトで稼いだお金を使うことができるので、実質、無課金で課金できるんです。バズドラもポイントサイトも端末(iPhone)が一緒なので、パズドラで遊ぶこととポイントをためることが、スマートフォンで完結します。

--日常の延長でパズドラに課金ができるということですね。

そうですね。それを目指してます。

--ポイントサイトのポイントはどのぐらいたまりましたか。

2,134ポイントたまっています。210円ぐらいです。500円から交換できるので、もう少し利用してたまったら、無課金課金を実践してみたいと思っています。

--ポイントサイトは頻繁に利用していますか。

気がついたときなので、あまり頻繁ではありません、それでもこれだけのポイントがたまるので、今後も暇なときに利用していくつもりです。

--ありがとうございました。