ドクターシーラボは全国の20代~60代の男女を対象に、「インフルエンザに関するアンケート」を実施した。調査は10月1日・2日にかけて行われ、542人から有効回答を得た。
約半数がインフルエンザにかかった経験あり
まず、これまでにインフルエンザにかかったことがあるか尋ねたところ、53.3%が「ある」と回答した。次にふだん、帰宅後すぐにしていることについて尋ねると、「手洗い」(79.5%)、「うがい」(46.1%)を挙げる人が多かった。手洗いをしない人は約20%で、5人に1人は帰宅後そのままの状態でいるようだ。
予防のために8割が「手洗い」を実践
インフルエンザ予防のためにしていることについては、1位は「手洗い」(81.5%)だった。2位は「うがい」(67.2%)、3位は「マスクをつける」(44.8%)となった。
意外な盲点、ウィルスは顔にも!
続いて、手洗いとうがい、洗顔をするタイミングについて聞いた。手洗い・うがいは外出から帰宅するタイミングで行うことが多いが、洗顔のタイミングは起床時と入浴時が多い。
「シロノクリニック 恵比寿」の徳永真理副院長によると、ウイルスが顔についた場合、粘膜を通じてウイルスが体内に入り感染する可能性があるという。手洗いと異なり、洗顔はまめにできないが、気付いた時に洗顔シートなどで顔を拭くのは予防に有効であり、帰宅時にしっかり洗顔をすることも予防策として大事であるという。