オープンテーブルはこのほど、首都圏在住の20~30代独身男女(有職者)1,791人に対して実施した、約2か月後に迫ったクリスマスに対する意識調査の結果を発表した。調査は10月1日~2日、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に居住の有職者(正社員、派遣社員、契約社員を含む)に対し行われた。
クリスマスは「自宅でのんびり過ごす」が多数
「今年のクリスマスにかける予定の合計予算は昨年と比べて増やす予定ですか? 減らす予定ですか?」という質問に対して、大多数の75.9%が「昨年と同じ」と回答した。さらに今年のクリスマスにかける予定についての設問で、一番多かったのは「5,000円未満」で45.0%にのぼった。クリスマスに向けて20~30代独身男女の財布のひもは今年も堅そうだとしている。
「今年のクリスマスはどのように過ごす『予定』ですか?」という問いに対しても、一番多かった答えは「自宅でのんびり過ごす」(33.1%)、続いて「特に決めていない」(32.9%)といった様子で、クリスマスの日に何かを積極的にしようと予定していない層が過半数を占める結果となった。
そもそも恋人がいない人が多い?
「現在つきあっている人がいますか?」という問いに対しては、男性の70.3%、女性の57.5%が「いない」と回答。つまり、男女あわせると64.5%、20~30代の独身男女の約3人に2人は、クリスマスを目前に控えて、彼氏・彼女のいないフリーの状態ということがわかった。 さらに、「過去に恋人とのクリスマスデートを経験したことはありますか?」という問いに対しても、約半数の45.5%が「ない」と回答した。
これらのことから「今現在、彼氏・彼女もいなく、過去にクリスマスにデートに出かけたこともない。これでは、クリスマスデートに予算を割こうという発想すら浮かばないのも当然かもしれない」と調査では分析している。
それでもクリスマスのディナーは憧れ!?
「あなたは今年のクリスマスは外食ディナーを楽しみたいと思いますか?」という設問に対しては、「思う」と答えた人は35.4%にとどまった。しかし、彼氏・彼女のいる・いないで分けて見てみると、彼氏・彼女のいる人たちの外食ディナー希望率は61.9%と倍近くに跳ね上がり、そのうちの90%超はその彼氏・彼女とディナーに行きたいと思っていることがわかった。
また、出かける場所についても、「特別な日にしか行かないような高級店」(32.0%)、「一緒に過ごす相手が行きたいお店」(32.9%)、「自分が前から行きたかったお店」(25.6%)という具合に、クリスマスこそ、いつもとはちょっと違う、スペシャルなディナーを計画したいと考えている傾向が見て取れた。
また、「今年はクリスマスディナーを楽しみたい」と回答した彼氏・彼女のいない人たちも、56.7%が「今は彼氏・彼女がいないけれど、それでもクリスマスには恋人とディナーを楽しみたい」と夢見ており、やはりクリスマスは一大イベントと捉えているよう。 「豪勢なバブルの時代は過ぎ去ったとはいえ、やはり特別な人とのスペシャルなクリスマスディナーは憧れの存在であると言えそう」と調査ではまとめている。