本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは現地時間の4日、イタリア・ミラノ市で7日から開催される『EICMA2013』(ミラノショー)に出展する新型二輪車を発表した。今回発表された車両は「CBR300R」を除き、『第43回東京モーターショー』への出展も予定してる。

主な出展車両は、新型クルーザーモデル「CTX700N」「CTX700」「CTX1300」、中排気量のエントリーモデル「CBR650F」「CB650F」、CBRシリーズフラッグシップモデルのSPエディション「CBR1000RR SP」のほか「CBR300R」「NC750S」「NC750X」「Integra」など。

「CTX1300」

7月に日本で発表されているCTX700NとCTX700は、同社独自の"快適技術の体感"を開発コンセプトに掲げた新型クルーザーモデル。また、CTX1300は大型の新コンセプトクルーザー。

「CBR650F」

「CB650F」

CBR650FとCB650Fは、新開発の直列4気筒エンジンを搭載した中排気量のエントリーモデルで、CBR650Fはレーシーなカウル付、CB650Fはネイキッドモデルとなっている。

「CBR1000RR SP」

CBR1000RR SPは、CBRシリーズのフラッグシップモデル「CBR1000RR」のSPエディション。エンジンにさらなる改良を加えるとともに、オーリンズ製サスペンションとブレンボ製フロントブレーキキャリパーを装備し、サーキットなどでのパフォーマンスを向上させている。

「CBR300R」

CBR300Rは、CBRシリーズのエントリーモデルとして好評の「CBR250R」の排気量を拡大して力を向上させるとともに、CBR1000RRをイメージしたデュアルヘッドライトを備えた新デザインを採用。

NC750S、NC750X、Integraは、好評の2気筒700ccシリーズのエンジンをスケールアップして、出力を向上させるとともに燃費性能も改善したモデル。そのほか、新しい外観とABSを装備した「VFR800F」、アドベンチャーツアラーのフラッグシップモデル「Crosstourer」も出展する。