猫の譲渡会

猫と人が共存できる街づくりを目指すむさしの地域猫の会は、10月27日、猫の譲渡会を開催した。場所は東京都の三鷹市、武蔵野市にまたがる井の頭恩賜公園の野外ステージ。

33匹に里親の申し込みが

たくさんの人々が訪れた

今回の譲渡会は、12回目。毎年里親希望の申し出も多く、たくさんの猫たちが無事に里親のもとへと引き取られてゆくという。今回の譲渡会では、75匹中33匹に里親希望の申し込みがあった。 なお、譲渡される猫たちは、ワクチン接種・ノミ・ダニの駆除も済んでいるとのこと。

同団体は特定のシェルターをもたず、団体の会員さんたちが猫を自宅で保護し、里親を探しているとのこと。今現在里親を募集している猫たちは、むさしの地域猫の会のホームページで確認できる。

むさしの地域猫の会とは

むさしの地域猫の会は2006年9月に市民と行政の協働で発足。猫によるトラブルをなくし、人と猫が快適に共存できる街づくりを目標にしている。具体的な活動としては、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術の費用助成代行、餌やりマナーの普及・啓もう、飼い主のいない猫のTNR(一時保護・不妊、去勢手術・リターン)活動及び里親募集など。

なお、次回の譲渡会は11月10日、武蔵野市役所で行われるとのこと。詳しくは、むさしの地域猫の会で確認できる。