Jリーグとの2冠を目指す浦和か、総合力の柏か
いよいよ開催直前となった2013年のJリーグヤマザキナビスコカップ決勝。今年は浦和レッズと柏レイソルが、共に2度目の栄冠を目指し、11月2日に雌雄を決する。当日は互いのプライドを懸けた激戦が予想される。
1992年から開催されているヤマザキナビスコカップは、J1リーグと天皇杯全日本サッカー選手権大会と並ぶ国内3大タイトル。J1全チームによる厳しいグループリーグ(予選)と決勝トーナメントを勝ち進んだチームのみが、晴れの決勝舞台に立てる。今年その権利を得たのは、浦和レッズと柏レイソルの2チームだ。
日本代表の経験も持つエースFW・興梠(こうろぎ)慎三を擁する浦和は、10月30日現在、リーグ2位の好位置に付けており、リーグ優勝も視界に入っている。好調なチーム状態そのままに、リーグ優勝と10年ぶりのヤマザキナビスコカップ優勝の2冠を狙う。
一方の柏は、7月の東アジアカップで日本代表として国際Aマッチ初出場を果たした工藤壮人やベテランMFのジョルジ・ワグネルら総合力で対抗する。
一体、どちらが勝つのか全く予想がつかないこの対戦だが、編集部はサッカーボール占いができるという、有名美人占い師・ぷりあでぃす玲奈さんのうわさを聞きつけ、早速訪問してみた。
いざ占い開始!
「わかりました。占ってみましょう」
そういうと、玲奈さんはゆっくりと占いを開始した。
「私の占いは、算命学や四柱推命などの様々なジャンルの占いを用いて行います。占いというと、否定的な考え方を持たれている方もいますが、私の場合はこれまでのデータを基にした確率論であり、統計的な要素が入った占いとなっています。ふだんは、ビジネスに関するものから結婚や入籍に関するものまで、幅広い相談に対応していますよ」
ふむふむ、なるほど。ってあれ? なんか普通の占いっぽいのですが。サッカーボールはどこに? まぁいいや。ひとまず、占いを進めてもらおう。
決勝当日(11月2日)の両チームの監督とキープレーヤー(興梠慎三と工藤壮人)の運気を占ってもらい、その総合運の多寡で勝利するチームを判断してもらった。ちなみに、玲奈さんはふだん、ほとんどサッカーを観ないため、両チームに対して中立の立場だ。
いよいよ結果発表。果たして勝つのは…
待つことおよそ10分。結果が出たようだ。勝つのは一体どっちなのか。
「わずかの差で浦和が勝つと思います」
おおっ。その理由やいかに。
「ペトロヴィッチ監督は今、結果を出すというタイミングに入っています。(占いによると)非常に目立ちたがり屋みたいなので、注目が集まる時間帯の後半(14時ごろ)に、守りに入らずに攻めの姿勢でチャレンジングな采配を見せれば、勝てると思います」
……マジですか。そこまでわかるものなのですか。柏のネルシーニョ監督の当日の運気はというと「同じことを繰り返す」とのこと。同監督はこれまでにナビスコカップでの優勝経験がなく、すなわち「負けている」ことを意味している。歴史を繰り返す運命ならば、確かにやや浦和が優勢に見える。
キープレーヤー対決はどうだろうか。
「興梠さんは、来年に向けて運気急上昇中です。一方の工藤さんは、いまいちモチベーションが上がりきっていない感じがします」。やはり、こちらも浦和に分がありそうだ。
さぁ、いよいよサッカー占いの出番だ…あれ?
さて、前座は十分です。いよいよ真打ち・サッカー占いをお願いします。
「!? 私、そんな占いできません…」
えっ…。そんな、まさか。ニセ情報をつかまされてしまったのか……?でも、せっかくですから、サッカーボールで占ってください!
無理なお願いにもかかわらず、「一応」占ってみてくれた玲奈さん。だが、その結果は…やはりわからないということだった。
残念ながら、期待していたサッカー占いは見られなかったが、玲奈さんの(スタンダードな)占いで、僅差(きんさ)で浦和が優勝するだろうとの予想は得られた。
果たして玲奈さんの占いはどれだけ当たっているのか? いろんな意味で注目の一戦は、11月2日午後1時5分よりキックオフ! 国立競技場へ行けない場合は、午後1時よりフジテレビ系列にて放映される中継を要チェックだ。