独立行政法人国際協力機構(以下JICA)は11日、主に個人投資家を対象とした「JICA債」(国際協力機構債券(財投機関債))の発行を行うと発表した。
JICAは2008年12月に初めて機関投資家向け財投機関債を発行して以来、「有償資金協力」における資金調達として、定期的に機関投資家向け債券を発行してきており、個人投資家等を対象とした債券発行は今年で3回目になるという。
また、このたびの「JICA債」発行にかかる引受主幹事は、大和証券(事務主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、みずほ証券を指名したとしている。
起債時期は12月を予定しており、年限及び発行額などについては、今後、引受主幹事とともに、市場環境や資金計画等を見極めつつ検討を進めていくとしている。