クレディセゾンとカーシェアリング・ジャパン(以下CSJ)、そして三井不動産はこのたび、三井ショッピングパークカード《セゾン》、三井アウトレットパークカード、ラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》をはじめとするセゾンカード会員を対象に、CSJが運営する「カレコ・カーシェアリングクラブ(以下カレコ)」の入会特典とカレコ利用料金決済で三井ショッピングパークポイントなどの各カードポイントおよび永久不滅ポイントを加算するなどの優遇サービスを開始した。

カーシェアリングは、近年の「車の"所有"から"利用"へ」といったライフスタイルの変化から、「経済性」と「使い勝手のよさ」が評価され、2009年にシェアカー600台・会員数6400人程度だった市場規模が、現在ではシェアカー1万台・会員数30万人規模まで拡大しているという。

クレディセゾンでは、三井不動産ならびに同子会社の三井不動産商業マネジメント(以下商業マネジメント)と提携して発行している三井ショッピングパークカード《セゾン》、三井アウトレットパークカード、ラゾーナ川崎プラザカード《セゾン》をはじめとしたセゾンカード会員にカレコへの入会を訴求し、新たな成長市場へ会員送客することで継続的なカード利用を促進していくとしている。

CSJは三井不動産グループの三井不動産リアルティ(以下リアルティ)と資本・業務提携し、リアルティが運営する駐車場「三井のリパーク」を中心にカーシェアリング・ステーションを設置するなど、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で積極的にカーシェアリング事業を展開しているという。また、CSJと商業マネジメントは、商業マネジメントが運営する商業施設「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」の一部施設で、カレコ会員に対し「駐車場2時間無料サービス」等のカーシェアおでかけ特典を提供する協力関係にあるとしている。

同サービスにより、各施設カードを含むセゾンカード会員に向けたサービス告知を展開し、新規顧客を拡大することで、今後2年間で車保有台数を1500台まで拡大していくという。

今後も3社は、相互送客において連携を強化し、日常的なショッピングにおけるカーシェアリング利用という新たな需要を創出するとともに、会員様の利便性向上に努めていくとしている。