エイチ・アイ・エスはこのほど、夫婦世代とその親世代、子世代による「3世代旅行に関する意識調査」の調査結果を発表した。同調査は、子どもを持つ30歳~49歳の男女を対象として8月23日~8月26日に実施。400人から回答を得た。
3世代旅行の目的は「親孝行」。旅行先を選ぶ基準は「両親が喜ぶ場所」
「3世代旅行を実施する目的」を聞いたところ、「子どもと祖父母が触れ合える機会をつくるため」(55.4%)、「思い出作り」(50.3%)、「祖父母へのプレゼント」(47.9%)などが上位となり、3世代旅行の目的は祖父母への親孝行や思い出作りが主な目的であることがわかった。また、3世代旅行の目的地についても、58.3%が「両親が喜ぶ場所」を基準に選ぶと答えた。
3世代旅行の旅行費用、全額負担している夫婦世代が31%
「旅行費用」については、「全額を負担する」夫婦世代が31%を占め、「多めに負担する」という回答を合わせると47%にのぼった。旅行の起案も「夫婦世代から」が78%を占めており、3世代旅行は夫婦世代が金銭的にも精神的にも中心となって進めていることがわかった。
3世代旅行は「満足」が91%。海外への旅行先は近距離ビーチリゾートが人気
複数世代が関わるため、スケジュールや生活様式の違いなど、調整が大変そうなイメージが強い3世代旅行だが、旅行へ行った人の91%(大変満足44%、満足47%)が、3世代旅行に行って「満足している」と答えた。
「旅行の行き先」については、「国内旅行」が68%。海外旅行の行き先では「ハワイ・グアム・サイパン」が25.5%で、近距離ビーチリゾートの人気が高いことが分かった。
調査の詳細は「大人の趣味旅ニュース」で閲覧できる。