フィアット クライスラー ジャパンは10月12日、アルファロメオ「ジュリエッタ」の装備を強化する一方、初めて300万円を切る価格を実現した限定車「ジュリエッタ スプリント スペチアーレ」を発売する。

「ジュリエッタ スプリント スペチアーレ」

イタリアの伝説的なコンパクトスポーツモデルの名称を受け継ぐ「ジュリエッタ」は、昨年2月のデビュー以来、多くのユーザーから支持を集めている。今回登場した「ジュリエッタ スプリント スペチアーレ」は、「ジュリエッタ」のエントリーグレードである「ジュリエッタ スプリント」をベースとして、数々の装備を追加した。

エクステリアは専用の17インチアルミホイールを採用し、スポーティイメージを強調。バイキセノンヘッドライトやポップアップ式ヘッドライトウォッシャーも装備している。機能面ではステアリングホイールにパドルスイッチを追加。6速乾式デュアルクラッチオートマチック(Alfa TCT)を軽快に操作できるようにした。

価格はベースモデルの「ジュリエッタ スプリント」が318万円であるのに対し、「ジュリエッタ スプリント スペチアーレ」は298万円。数々の装備を追加しながら大幅なプライスダウンを実現し、「ジュリエッタ」では初の300万円以下の価格となった。ボディカラーはアルファ レッドとアイスホワイトがあり、それぞれ150台ずつ、合計300台の限定となる。