16日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ『SUMMER NUDE』(月曜21:00~21:54)で、撮影に使用された山本美月の看板が、ロケが行われた千葉県南房総市内に年内まで展示されることが15日、明らかになった。
ドラマでは、1話から6話までは長澤まさみ演じる一倉香澄がほほえむ「みさき潮風ビール」の看板が掲示され、山下智久演じる三厨朝日が香澄への思いに終止符を打った後、7話からは山本美月演じる堀切あおいがほほえむ同ビールの看板となった。南房総市内の磯笛公園内に設置された高さ約6m、幅7m20cmの巨大看板は、5月下旬から骨組みのみが建てられ、撮影のたびに長澤まさみ写る盤面が貼られ、地元民や観光客が数多く集まっていた。
新名所にもなりはじめていた中、地元民の間で看板撤去を惜しむ声が上がり、このまま残してほしいという要望が殺到。検討の結果、看板を残すことが決定し、ロケ地となっていた磯笛公園は風が強いため、「道の駅ちくら 潮風王国」に展示されることが決まった。設置は9月18日を予定。また、南房総市観光協会の協力を経て、磯笛公園の看板跡地には、ドラマのロケマップが設置され、「道の駅ちくら 潮風王国」の案内も掲載される。
看板が保存されることについて、山本は「看板を大切に保管してくださると聞いています。観光に役立てていただけたらうれしいです」と語り、南房総市役所商工観光部は「新たな観光スポットになるのでは」と期待を寄せている。