日産自動車は6日、富士スピードウェイで行われるFIA世界耐久選手権(WEC)の日本ラウンドにて、完全な電動モードで走るレーシングカー「Nissan ZEOD RC」のデモ走行を実施する発表した。開催期間は、10月18日～20日の3日間。
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「Nissan ZEOD RC」 |
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Nissan ZEOD RC(Zero Emission On Demand Racing Car)は、「リーフ」のリチウムイオンバッテリー技術を活用し、時速300km以上のスピードを実現するという電力駆動レーシングカー。公式のサーキット走行が行われるのは、今回発表されたデモ走行が初となる。デモ走行のドライバーは、ニスモのグローバルアンバサダーを務めるミハエル・クルム選手。
デモ走行の後は欧州で開発プログラムが実施され、2014年のル・マン24時間レースでは、ACO(フランス西部自動車クラブ)が、ル・マンでこれまで見られなかったような新しく革新的な技術を搭載したクルマのために設けた特別枠「ガレージ56」でレースデビューを果たす。同社は、このレースデビューを将来的にLMP1(ル・マン・プロトタイプ1)クラス参戦へ復帰するための、貴重な技術開発の機会としている。
