"BtoB"、"BtoC"、"O2O"…よく聞く言葉ですが、それぞれの違い、わかりますか? いずれも取り引きを表す言葉で、その内容は大きく異なります。今回はその違いをご紹介しますので、ビジネスで役立ててみてください。

■ビジネスで最も欠かせない"BtoB"

"BtoB"は"Business to business"の略称で、企業間取り引きを意味します。わかりやすい例を挙げれば製造業者と小売店などですが、家電製品をつくるのにたくさんの部品が必要となれば、製造業者同士での取り引きもあります。むしろ後者によって製造されている商品の方が多く、企業間の取り引きはビジネス成功のために欠かせないものといえます。

■消費者にとって最も一般的"BtoC"

"BtoC"は"Business to consumer"の略称で、企業対消費者間取り引きを意味します。小売店と消費者が良い例ですが、製造業者が直接消費者と取り引きするケース(野菜の産地直送販売など)もこれに該当します。近年増えている取り引きでもあり、インターネットショップを利用した販売方法も定着しつつありますが、必ず成功するわけではありません。パソコンやインターネットの操作に慣れていない製造業者であれば管理も困難となり、"BtoB"ではみられなかったような手間も増えることから、事業拡大や人員強化といった対策が必要となることもあります。

■ネットを巧みに利用した"O2O"

"O2O"は"Online to Offline"の略称で、オンラインとオフラインの購買活動が連携するという意味です。インターネットで店の情報を事前にチェックしてから商品を買いに行くなどがこれに当たります。飲食店ではメニューの紹介や予約受付を行ったり、クーポンサービスを提供したりすることも。開店時間や価格なども確認できることもあり、利用者にとっては非常にメリットが大きくなります。

この方法は業種に関係なく、ほとんどの企業や消費者が利用できるというメリットがあります。インターネット上でアクセス数の解析等も同時に行えば、オンライン利用者がどれほどオフライン利用者として店に訪れているかも確認できます。それによって、オンラインでのマーケティング戦略を強化するなどの対策をとることも可能です。

取り引きの違いによって販売方法や価格は大きく異なります。自分たちの企業がどのような取り引きをのぞむのかを明確にして、ビジネスを軌道に乗せるようにしましょう。