ダスキンが運営するミスタードーナツは9月13日、コーヒー豆の品質や焙煎方法にこだわった「ミスドオリジナル ローストコーヒー」を、全国のミスタードーナツにて発売する。
コーヒーの新しい文化「サードウェーブ」を展開
同商品は、近年アメリカで流行している、豆の産地・品質にこだわった新しいコーヒー文化「サードウェーブ(第3の波)」を取り入れた商品。同社では、この「サードウェーブ」のコーヒーを、全国チェーンとして実現可能な方法で展開していくとしている。
19世紀後半、コーヒーの大量生産が可能となり、広く大衆にも飲まれるようになった「ファーストウェーブ」が到来した後、コーヒーそのものの味や品質を追求し、エスプレッソコーヒーを中心とした「セカンドウェーブ」が流行。そして現在、味・品質に加え、豆の仕入れ方法にまでこだわった「サードウェーブ」がブームとなっているという。
「サードウェーブ」では、豆の産出国だけでなく産地までを重視し、単一種の豆の個性を最大限に引き出す淹れ方を追求。同社では、高品質な豆が豊富に収穫されるブラジルのセラード地区のレインフォレスト・アライアンス認証農園で生産されたコーヒー豆を使用する。収穫された豆は、個性を最大限に引き出すため、単品焙煎を採用。4段階の異なる焙煎をすることで、酸味や苦みなど特徴を引き出し、その豆をもっともおいしく飲めるようブレンドしているという。
また、コーヒーの抽出には、均一に豆を蒸らして抽出するコーヒーマシンを使用するほか、おいしく飲めるよう、保温したカップで提供する。なお、テイクアウトやフードコートなどでは、ペーパーカップで提供する場合がある。価格は262円(標準価格)。販売は9月13日より、ミスタードーナツ全店(一部ショップを除く)にて。