「飛びを操る」を目指す「ZETA」

ゴルフ用具などの製造・販売を行うマルマンは21日、同社が提案する新たなゴルフクラブブランド「ZETA(ゼータ)」の発表会を都内にて開催した。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーテリティ、アイアンの4種類を10月4日より発売する。

「かっこいい」にこだわった、30~40代のゴルファー向けブランド

「ZETA(ゼータ)」は、30~40代のゴルファーをメーンターゲットにしている。シニア向けの同社の主力ブランド「マジェスティ」を引き続き中核としながらも、新たなゴルファー層開拓および今後の海外戦略を見据え、「かっこよさ」にこだわったという「ZETA(ゼータ)」の開発にいたったという。

状況に合わせてクラブの長さを調節できる「マルチフィッティングシステム」

「飛びを操る」をコンセプトにする「ZETA(ゼータ)」のドライバー(5万8,800円)には、同社初の「アジャスタビリティ機能」を搭載している。

中でも注目すべきは、振り心地や弾道、距離を自在に調節できる「マルチフィッティングシステム」だ。「クラブの長さ」「ライ角、フェイス向き」「バランス」の3つをそれぞれ調節できる。

クラブの長さは45インチ、45・5インチ、46インチと3種類に調節可能。コースを重視したいときは45インチ、距離が必要なロングホールは46インチなど、コースによって使い分けることで「飛びを操る」を実現する。ライ角、フェイス向きも8種類の可変式で、バランスも4種類(+2、+1、0、-1)の調節ができる。

かっこよさにもこだわった

フェアウェイウッド(2万9,400円)、ユーテリティ(2万1,000円~)、アイアン(1万4,700円~)にも、プレーヤーのゴルフへの挑戦意欲をかき立てるようなこだわりが備わっている。

発売記念イベントとして、9月末より「ZETAカフェ」を丸の内や大阪などで順次開設するなど、今後は同ブランドの認知度向上にも努めていくという。