二日酔い対策事務局はこのほど、会社員の男女1,032人を対象に「悪酔い」して失敗したことなどの実態を調べた「サラリーマンのお酒事情調査」の結果を発表した。調査期間は2月5日~6日。
二日酔い出勤をよく見かける人は「上司」!
「社内(お勤め先)でよく『二日酔い』になっている人はだれですか」と聞いたところ、「上司」が11.9%で最も多かった。コメントでは、「失望します」(58歳女性)、「けいべつする」(46歳女性)、「情けない」(32歳男性)、「人を管理する立場の人なのに自己管理できないのかと信用を落とす」(42歳女性)、「自分をコントロールできていない」(48歳男性)など、ガッカリしたことがある人の声が多数寄せられている。
また、2位「同僚(9.9%)」については、「情けないと思う」(48歳男性)という声もあるものの、「お互い様だ」(44歳女性)、「いやなことでもあったのかな」(40歳女性)、「身体を壊さなければいいなと思った」(56歳男性)などあたたかい目で見守る声もあり、「楽しそう」(39歳女性)という人もいた。
仕事についても、「皆でカバー」(62歳男性)、「仕事はするので何も感じない」(35歳男性)という意見があり、同僚については上司とは異なり"仕事をしさえすれば多少お酒臭くても見逃す"人が多いことがわかる。
半数の人が二日酔いで出勤した経験あり
「『二日酔い』になったことありますか」という質問では、「ある」という人が53.8%。その中で、「二日酔いのまま出勤したかどうか」については、32.9%の人が「たまにある」と回答している。なお、二日酔いのまま出勤する・しないに関わらず、「二日酔いになる頻度」を聞いたところ、「毎回」という回答が12.3%あったことから、毎回二日酔いになっても飲み続ける人もいることがわかった。
3割の人が「二日酔いで失敗した事がある」と回答
「『二日酔い』で失敗したことはありますか」と聞いたところ、「ある」と回答した人は29.9%。失敗エピソードとしては、「酔っ払ってメールしたら娘にメールしてた(飲み屋の女の子にメールしたつもりが!!!)」(54歳男性)といったものや、「朝起きたら後輩のベッドに寝ていた」(32歳女性)などが寄せられており、「遅刻」、「次の日に支障」、「身に覚えのないケガや行動」の3つに分かれた。
仕事関係の飲みの二日酔いは「ストレス」から?
「"会社"と"プライベート"どちらが『二日酔い』になる?」という質問では、「会社の飲み」と答えた人が37.7%、「プライベートの飲み」と答えた人が62.3%となっている。「会社の飲み」で二日酔いになる理由を聞いたところ、「最近こそ少なくなったが、むりやり飲まされることがある」(48歳男性)、「悪い酒だから、ストレスがたまるので」(55歳男性)、「上役がいる場での飲み会では楽しく飲めずに悪酔いする傾向がある」(40歳男性)、「会社の愚痴を言い合っていると飲みすぎてしまう」(41歳男性)、「ストレスから飲みすぎる」(43歳女性)と、ストレス関係の理由が多く挙げられた。
一方、「プライベート」で二日酔いになる理由では、「楽しいから」(27歳男性)、「気持ちよくたくさん飲んでしまうから」(35歳女性)、「楽しくてついついハメを外してしまったり、長時間にわたりお酒が入るため」(44歳女性)など、楽しくてつい飲み過ぎるという声が大部分をしめている。