相模鉄道は、相鉄・JR線直通事業に関連して変更を予定している保安装置(自動列車停止装置)の機器を確認するため、深夜走行試験を実施する。

相模鉄道11000系

試験予定日は8月11・18日で、終列車後から始発電車の間(1時30分頃から4時頃まで)、横浜~海老名間を1往復程度運転。ただし、天候などの都合により延期する場合がある。

相鉄・JR直通線は、神奈川東部方面線の一部として、相鉄・東急直通線とともに進められている事業。相鉄本線西谷駅から東海道貨物線横浜羽沢駅付近までの区間に連絡線(約2.7km)を建設し、相鉄線とJR線の相互直通運転を実施。横浜市西部・神奈川県央部から東京都心部への速達性向上、横浜駅やJR東海道線での乗換回数の減少と混雑緩和を図る。当初は2015年度内の開業を予定していたが、今年4月に2018年度内へと開業時期が延期された。