就職活動で不安に思う要因 2014年卒(マイナビ学生就職モニター調査)

ネオキャリアは、内閣府主催「若者・女性活躍推進フォーラム」の提言を受け、UR都市機構(都市再生機構)やそのほかの民間企業と連携し、地方学生が利用可能な住居を無料で提供する。施行実施期間は8月5日~9月30日まで。

就職活動の金銭的負担を軽減する支援体制の確立へ

厚生労働省の調査によると、全世代の失業率4.6%に比べ、15~24歳の若年失業率は8.2%と高くなっている。また、就職活動で不安に思う要因として「交通費など金銭的負担が大きい」と答える学生が51.0%と半数を超えており(マイナビ調べ)、地方の就職活動生への支援体制が求められているという。

今回実施するプロジェクトは、同社がUR都市機構からUR賃貸住宅の提供を受け、就職活動中の地方学生向け(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を除く)に無料で貸し出すもの。提供する住宅には、生活に必要な家具・家電などを備え付けてあり、冷蔵庫、ベッド、机・いす、照明器具、清掃用具など一部を、無印良品の住空間商品の販売などを行なっているムジ・ネットが提供している。

対象団地は、埼玉県所沢市の「プラザシティ新所沢けやき通り第二」。間取りは1LDKで、同サービス公式サイトから申し込むことができる。2週間以内を目安に利用可能。

なお、今回の施行実施の結果を踏まえ協議を行い、本実施の方針を決定する予定とのこと。