本田技研工業は25日、1989年にFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)に参戦したマシン「マクラーレン ホンダ MP4 / 5」で、アイルトン・セナが鈴鹿サーキットを走行した際のデータを元に、アイルトン・セナのドライビングを音と光で楽しめるムービーを作成し、インターナビのWebサイト「dots lab by internavi」内で公開した。

Ayrton Senna 1989 ムービー イメージ

同ムービーは、1989年のF1日本グランプリ予選で、アイルトン・セナが鈴鹿サーキットの当時世界最速ラップを出した際に記録された実際のアクセル開度や、エンジン回転数、車速の変化などの走行データを解析し、世界最速ラップ1周分のエンジン音を再現したもの。

さらに、実際の鈴鹿サーキットのコース上にスピーカーとLEDライトを設置し、アイルトン・セナの最速ラップをエンジン音と光の演出で再現している。なお、このムービーはHondaの「Ayrton Senna 1989」プロジェクトの取り組みの1つとのこと。

「Sound of Honda」画面イメージ

また、往年のホンダ車のエンジン音をiPhoneで楽しめるでアプリ「Sound of Honda」に、「マクラーレン ホンダ MP4 / 5」のサウンドを追加。同アプリでは、車載オーディオにiPhoneを接続することで車載スピーカーからエンジン音が聞けるほか、iPhoneの加速度センサーなどで感知した情報を元に、クルマの走行状況に応じて音が変化する。