「風鈴灯」竹カゴに京の伝統技術を用いた風鈴を入れ、LEDで灯りをともす

京の七夕実行委員会は、全国から様々な願いを募る京都の恒例行事「京の七夕」を、今年は旧暦の七夕である8月3日~12日に開催する。

同イベントは、旧暦の7月7日を中心に毎年開催。観光や伝統産業の振興、伝統・文化の継承のため、京都府、京都市、経済団体、京都仏教会などオール京都体制で取り組み、2012年は73万人を超える来場者でにぎわった。

期間中は二の丸御殿ライトアップ

天の川を竹を使用したアーチとLEDで再現する「光の天の川(ライトアップ)」イメージ

会場は、堀川会場(御池通~今出川通)と鴨川会場(四条通~御池通)。堀川会場の堀川遊歩道には、天の川を竹のアーチとLEDで再現した「光の天の川(ライトアップ)」が出現する。また、光の友禅流しのほか、京都にゆかりのある著名人などのメッセージを掲載したメッセージ行灯の展示も行う。

また、二の丸御殿のライトアップを行うほか、京都の名産品を販売する京都物産展も開催する。

鴨川会場ではプロジェクションマッピングも

鴨川会場では、竹カゴに京の伝統技術を用いた風鈴を入れ、LEDで灯りをともす風鈴灯を設置。竹細工と光が融合したオブジェをみそそぎ川に設置する「竹と灯りの散策路」を設けるほか、プロジェクションマッピングも予定している。

寺院・神社などでは七夕装飾、和装特典や夜間特別拝観も実施。商店街等では、七夕の装飾や関連イベントも開催する。

点灯時間は19時~21時30分まで。詳細は京の七夕公式サイトでも案内している。