富士重工業は24日、同社初のハイブリッドシステムを搭載した「SUBARU XV HYBRID」を発売した。価格は249万9,000円~278万2,500円。

「SUBARU XV HYBRID 2.0i-L EyeSight」(ルーフレールはメーカー装着オプション)

同車は、モーターをエンジン出力のアシストとして効果的に用いることで、加速感のある愉しい走りと、JC08モード燃費値で20.0km/Lの燃費性能を両立したというSUV。ハイブリッド化に伴い搭載するモーターや高電圧バッテリーなどの配置を、同社独自のシンメトリカルAWDレイアウトの持つ、低い重心高・優れた重量配分を活かした設計とすることで、高い運動性能を実現したという。

トランスミッションは、リニアトロニック(CVT)をベースにプライマリープーリーの後方にハイブリッド用の駆動モーターを一体化した専用トランスミッションを開発。シンプルな構造のフルタイムAWDとし、エンジン走行時やハイブリッド走行時のほか、低速領域でエンジンを切り離したEV走行時でもAWDにより4輪にトルクを伝えることを可能としている。

「SUBARU XV HYBRID 2.0i」インテリア

また、同車はトップグレードに位置づけられ、乗り心地や静粛性の向上、スポーティなハンドリングの実現のために、シャシーやボディについても細部まで作りこみを行ったとのこと。また、エクステリアにもハイブリッドならではの専用デザインが施されている。