オープンハウスは20日、25日の『住宅デー』を前に、東京23区内に居住し、住宅購入を検討している30代~40代既婚男女を対象に実施した「住まいへの願望に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2013年6月11日~12日の期間にインターネット上で行われ、200名(男女各100名)から有効回答を得た。
まず、東京のどこにでも家を建てられるなら、どのエリアがいいか聞いたところ、1位は世田谷区で12.5%。以下、2位は港区で10.0%、3位は目黒区と杉並区が同ポイントの6.5%と続いた。男女別に見ると、男性の1位は世田谷区で14.0%、2位は港区で10.0%、3位は渋谷区で8.0%。女性の1位も同じく世田谷区で11.0%となり、2位には港区と文京区が同ポイントの10.0%で並んだ。
自由な間取りで家をつくれるなら、どういう間取りがいいかとの問いに対しては、「4LDK」が最も多く40.0%。次いで、「3LDK」が35.0%、「5LDK以上」が18.0%となった。男女別では、女性は「4LDK」が人気で約半数の45.0%。一方、「5LDK以上」では、女性が12.0%にとどまったのに対し、男性は24.0%と女性の2倍の割合に上った。
自由な予算で家をつくれるなら、どのくらいの予算が必要か尋ねると、「4,000万円以上6,000円未満」が27.0%で最多。以下、「6,000万円以上8,000万円未満」が23.5%、「4,000万円未満」が19.5%、「8,000万円以上」が16.0%と続いた。最高金額は10億円、平均金額は8,525万円。男女別に見ると、「6,000万円以上」と答えた割合は男性48.0%に対し、女性59.0%と女性の方が11ポイント高かった。
特別な部屋をつくることができるなら、どのような部屋を望んでいるか質問すると、トップは「自分専用の個室」で、男性56.0%、女性40.0%とともに高い数字となった。2位は「ホームシアター」で、男性、女性ともに17.0%。一方、男女別の比率の差が最も大きかったのは「自分専用の寝室」で、男性2.0%に対し、女性10.0%と男性の5倍に達した。
事故や災害に強くすることができるなら、強化したい対策を聞くと、ほぼ8割の79.5%が「地震対策」と回答した。
近くにあったら嬉しい施設・店舗・建物については、1位は「スーパー」で32.0%。以下、2位「ショッピングセンターなどの商業施設」が14.5%、3位「公園」13.0%と続いた。
飼いたいペットは、「犬類」が圧倒的に多く44.5%。次いで、「猫類」が19.0%、「魚類」が6.5%、「鳥類」が5.5%となった。このほか、「ポリプテルス(魚類)」や「ツチノコ(未確認動物)」など変わった生き物を挙げた人も見られた。