ワタミはこのほど、第三者による検討委員会(仮称)を立ち上げると発表した。

同社によると、ワタミグループでは、これまでも経営上の重要なテーマとして法令遵守に取り組んできたという。しかし、6,000人以上の社員が働く企業グループとなったことで、再度、各職場において理念に基づいた運営が行われているかという点について、客観的で公平な立場から確認し検討するため、第三者による検討委員会の設置を決定したと説明している。

検討委員会の委員長には、元東京高検検事長の上田廣一氏が就任する。今後は上田委員長の下、グループの運営状況について調査検討を実施していく予定。同社は、「従業員の幸せを第一に考え、あらゆるステークホルダーの皆様にご支援をいただけるグループとなるようまい進していく」としている。