女性をうんざりさせるメールとは?

何度も送り合うことで関係を深められる、恋愛とは切っても切り離せないメール。最近は、メールで告白する&される経験を持つ人も増えているようです。ですが、その気軽さゆえに相手の気持ちを考慮するという配慮を忘れて、「この人、ちょっとありえないんだけど!?」と女性から不評を買い、墓穴を掘ってしまう男性がいます。

では、男性からのどのようなメールに女性はうんざりしてしまうのでしょうか。

自作の詩を送ってくる

愛を書き連ねた自作の詩をたびたび送りつけられて、困惑している女性が実際にいました。彼は交際相手だったそう。女性の感想は、1回目は「何コレ??」、2回目は「また!?」、3回目は「返す言葉なし」。詩を作って送るという愛情表現に嫌気がさし、関係をじょじょにフェードアウトしていったそうです。

「そんな男は私の周りにはいない」と思うかもしれませんが、コレ、1人だけではありません。お互いに好印象を抱いていて頻繁にメールをやり取りしていたけれど、自作の詩が紛れ込んだメールの回数が次第に増えて、気持ちが冷めたという女性も何人もいます。

プロ並の詩であれば受け入れられるかどうかを聞いてみたところ、全員がNO! という答え。"恋をしている自分に酔っている"としか見えないため、私が好きなのではなく自分が好きなんだとしか見えないそうです。

ストレートな言葉で短く伝えられたほうがうれしいと言う女性のほうが多いので、作詩が趣味でも歓迎はされないと心得ておくべきでしょう。

本文が誤字脱字の嵐

ガラケー、スマホ、どちらを使っていても、誤字脱字を直さないまま送信してしまう男性がいます。1文字程度なら「急いで送ったんだな」と流してもらえますが、1文の中に2文字以上の誤字脱字があると、読む相手は送信者の意図を汲み取ることすら困難になってしまいます。

「もしかして、仕事でもこんなメールばかり送るダメ社員なのでは?」と、仕事ぶりまで悪い評価をされる可能性もあるので、男性は送信前にぜひ一度、推敲を。

返信をしていないのにまたメールを送ってくる

以前は女性に多く見られがちでしたが、最近は男性にも増えている模様。男性同様に仕事をこなす女性には、「ウザい」「重い」という印象を与えてしまいます。「相手は忙しいのかもしれない」という心の余裕と、「相手には自分以外の人間関係がある」という想像力が欠如すると返信に固執し、返信を促すメールを送ってしまいがちになるものです。

気軽さとミスは隣り合わせ。文字情報だけでは対面で会話をするよりも気持ちは伝わりづらいという基本を押さえて、取り戻せない失敗をしないよう、注意するといいかもしれませんね。

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。