独り暮らしの人たちは、湯船につからずシャワーで済ます人も多いと思いますが、やっぱりお湯につかると「ハァ~」と体が芯からほぐれて気持ちがいいですよね。日本人にはお風呂好きが多いと思いますが、その分、お風呂の機能も進化しているようです。今回は、外国人20人に「日本のお風呂、ここがスゴイ! 」という点を教えてもらいました。
適温! 適量!!
・温度、量を細かく設定できるのがスゴイ (韓国/女性/30代後半)
確かに最近の給湯器では、温度や量を細かく設定できますね。うっかりお風呂のお湯があふれた…なんてことを防げるので、エコロジーともいえます。
・おふろのお湯をボタンひとつで何回もあたたかくできること (マリ/男性/30代前半)
・自動で温めるところ (イタリア/女性/20代前半)
・追い炊きできること、温度調節できるスイッチが付いていること (ネパール/男性/40代前半)
追い炊き機能に注目が集まっています。1℃単位で温度設定できるなんて、冷静に考えればすごい機能だと思いおます。
洗い場が付いている!
・浴槽とシャワー(洗い場)が別々になっており、風呂おけでお湯をすくえますし、事前に身体を洗ってからお湯につかるのはすごい知恵だと思います (ドイツ/男性/30代後半)
・お風呂の水の中で身体を洗わないこと (フランス/男性/20代後半)
海外ではシャワーと浴槽が一緒になったタイプが主流ですね。お湯の使いまわしができるのは、日本のようなお風呂スタイルならではと言えますね。
そもそも入り方が!
・町の銭湯でもホテルの浴場でも、みな裸で平気なこと。気楽でいい (中国/女性/30代後半)
・皆が裸で一緒に入る点です (ラオス/女性/20代後半)
こちらはお風呂の構造ではなく、入り方に関する回答でした。海外の温泉では水着着用ですが、全裸で入るからこその解放感ってやっぱりありますよね。
入浴そのものがスゴイ!
・毎夜お湯に入って一日の疲れを取ってから寝るのがすごいです。睡眠の質が高まります (イラン/女性/20代後半)
日本人にとっては入浴は日課。毎日入って当たり前と思っていますよね。前述のようにシャワーだけで済ませる人も最近は多いと思いますが、やはり疲れた身体を癒やすにはバスタブにつかるのが一番!
最近では、日本の温泉宿でもアジア系だけではなく欧米系の外国人客も見かけるようになりましたね。周りをキョロキョロしながらジャパニーズスタイルで入浴している彼らを見ると、ほほ笑ましいですね。
(文・アリウープ おーた)