メルセデス・ベンツ日本は、今年1月に発売した新型「Aクラス」の受注が約2カ月で5,000台を突破したと発表した。2005年に発売した先代モデルの約2倍に迫る受注数で、メルセデス・ベンツとして過去10年で最高の立ち上がりとなっている。

新型「Aクラス」

エントリーモデルに位置づけられる新型「Aクラス」は、7年ぶりのフルモデルチェンジで従来のやや保守的なイメージから脱却。若々しいスポーティなモデルに生まれ変わった。ヨーロッパでは昨年6月の受注開始以降、半年あまりで約9万台を受注する大ヒットに。日本への導入にあたり、メルセデスブランドとして世界初の試みであるオリジナルアニメーションを使用したプロモーションを展開。Youtube上で19日間で200万回再生を達成し、170以上の国と地域で閲覧されるなど、日本だけでなく世界中で反響を呼んだ。

新型「Aクラス」はスタイリングや走行性能だけでなく、居眠り運転による事故を未然に防ぐ「アテンションアシスト」やレーダー型衝突警告システム「CPA」を全モデルに標準装備するなど充実した安全装備を誇る。レーダーを用いた最新の予防安全システム「セーフティーパッケージ」も半数以上のユーザーに選ばれ、高い評価を受けている。

こうしたマーケティングと新型「Aクラス」自体の魅力から、従来より若い世代が多数来店しているという。6月30日まで展開される試乗キャンペーン「10万人試乗レポーター大募集!!」でも、対象モデルの中で最も多くのレポートが投稿されている。