富士重工業は29日、米国ニューヨークで開催中の『2013年ニューヨークオートショー』において、スバル初のハイブリッド車となる「スバル XV クロストレック ハイブリッド」を世界初公開したと発表した。米国市場では、2013年秋の導入を予定。
同車は、高い走行性能や走破性、ユーティリティといった「スバル XV クロストレック」が持つ商品特長はそのままに、同社独自のハイブリッドシステムを搭載。モーターアシスト機能による軽快な走りと優れた燃費性能を実現したほか、ガソリン仕様と同等の重量バランスを維持しつつ、シャシー性能をハイブリッド車専用に改良し、スポーティで安心感のある走り味を実現したとのこと。
2.0L水平対向4気筒DOHCエンジンの徹底的なフリクション低減等に取り組み、ハイブリッド車専用エンジンを開発。ハイブリッド用の駆動・充電モーターはトランスミッションケース内部に追加している。低速領域ではEV走行、中速領域ではモーターアシスト走行が可能となる。
エクステリアについては、リヤコンビランプ、アルミホイール等をハイブリッド車専用に新開発し、インテリアについては、ブルー基調のスピードメーター、走行状態に応じたハイブリッドシステムのエネルギーフロー等が表示されるマルチファンクションディスプレイ等を採用している。