富士重工業は29日、米国ニューヨークで開催中の『2013年ニューヨークオートショー』において、「スバル WRX コンセプト」を世界初公開したと発表した。

「スバル WRX コンセプト」

同車は、次期インプレッサWRX シリーズをイメージしたデザインコンセプトカー。フロントデザインは、奥行き感と立体感を強めたアグレッシブなデザインで安定感のあるたたずまいを表現し、サイドビューはホイールを中心とした造形手法により、コンパクトなキャビンに対しホイールを強調したデザインを採用。リヤエンドはフロントと同じヘキサゴンモチーフを採用し、トランクリッドにもエッジを効かせたシャープでダイナミックなデザインとしたとのこと。

専用設計されたトレッドパターンを持つダンロップ製245/40 ZR20タイヤを装着し、ホイールはBBS製超超ジュラルミン鍛造1ピースホイールの「RI-D」を採用。オンロードパフォーマンスカーとしての魅力を高めたという。

WRXシリーズは、スバルのコア技術であるスバルボクサーターボエンジンとシンメトリカルAWDシステムを搭載したAWDパフォーマンスモデル。ターボエンジンによるパワフルな動力性能に、シンメトリカルAWDによる優れたボディバランスやトルクディストリビューションを組み合わせたドライビングマシーンとのこと。