本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、27日から開催された『2013年ニューヨークオートショー』(一般公開日 : 3月29日~4月7日)において、アキュラのラグジュアリーSUVの新型「MDX」の量産モデルを発表した。従来のSH-AWDモデルに加えて2WDモデルを新たに追加しており、2013年半ばより全米で販売予定。

新型「MDX」

同車は、高トルクと低燃費を両立するという新開発の3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを搭載し、前・後サスペンションの一新と、先進軽量素材を55%以上使用した完全新設計の軽量化シャシーにより、ラグジュアリーSUVにふさわしい加速性能と快適性を備えたとのこと。

状況に応じて使用気筒数を6気筒と3気筒に切り替える可変シリンダーシステム(VCM)の採用により、SH-AWDモデルで18 / 27 / 21mpg(EPA認定値 : city / highway / combined)、2WDモデルで20 / 28 / 23mpgの燃費を達成している。