ヤマハ発動機は25日、タイのグループ会社であるTYM(Thai Yamaha Motor)が製造・販売を行う、115cc新エンジンを搭載したファッション性の高いATコミューター「FINO」(フィーノ)を初めてフルモデルチェンジして、3月下旬にタイ市場にて発売すると発表した。
新型FINOは、機能性とデザインの両立を求めるタイ市場の嗜好に応えるため「Stylish & Smart FINO FI」をコンセプトに開発。同社独自のFI技術「YMJET-FI」の採用による低燃費化に加え、デザインや実用機能を進化させたとのこと。また、アンサーバック機能を備えた多機能リモコンキーを、同社製アセアンモデルでは初採用するなどして商品性を向上している。
同モデルは、同社が2012年12月に発表した新中期経営計画にある「事業規模拡大・収益力向上」を担う製品のひとつであり、その高い商品性を同市場でのさらなる販売拡大に繋げていくとしている。