ユニオートはこのほど、米国ビッグベア・チョッパーズ社のアメリカンバイク「ベアボーンズ」を発売した。空冷V型2気筒のエンジンを搭載し、アメリカンチョッパーイメージに現代的な解釈を加えたデザインが特徴。

「ベアボーンズ」

ビッグベア・チョッパーズのロゴ

ユニオートはこれまでにも、台湾から製品を調達したオンロードバイク「みんなのバイク」2車種を発売しており、「ベアボーンズ」はこれに続く第3弾となる。「みんなのバイク」が手軽に乗れることをめざしたのとは対照的に、「ベアボーンズ」は趣味性の高いモデルとなる。

エンジンはS&S社製の空冷OHV V型2気筒で、排気量は1,573cc。燃料供給にはインジェクションを採用。外観はロー&ロングのチョッパースタイルで、カスタムバイクのようなシンプルさが特徴。ただし、乾燥重量は315kgと堂々たる数値に。製造元であるビッグベア・チョッパーズ社は、2002年に創業したカルフォルニア州にあるバイクメーカー。アメリカでは映画やドラマなどに多数起用され、高い人気を誇る。ユニオートは日本の総代理店としてビッグベア・チョッパーズ社と契約している。

発売した「ベアボーンズ」は、日本での車両規制に合わせた改善と、日本人の体格に合わせた調整を行った日本専用モデルで、北米や欧州で販売している同名モデルとは異なっている。価格は367万5,000円で、登録から1年、もしくは走行1万km以内に車両に不都合が生じた場合、部品を無償で提供する保証付き。目標年間販売台数は25台となっている。