プジョー・シトロエン・ジャポンはこのほど、3月5日に開幕するジュネーブ国際モーターショーで、「2008」をワールドプレミアとして出展すると発表した。ほかにもパワーアップした「208」など7台を出展する。

プジョー「2008」

「2008」は全長4.16mのコンパクトなクロスオーバーモデルで、俊敏な走行性能と多用途性、洗練されたスタイルを特徴とする。都市部に住む若者をユーザーとして想定し、都会での利便性とドライブの楽しさを両立するモデルとなっている。搭載されるエンジンはe-HDIディーゼルエンジンと3気筒ガソリンエンジン。

ジュネーブモーターショーでは、この「2008」をワールドプレミアとして発表するほか、計7台のモデルが出展される。発売からわずか数カ月で、欧州でのBセグメントのハッチバックカテゴリーでナンバー・ワンを獲得した「208」より、高級感のある「208XY」とスポーツモデルの「208GTi」を展示。「208GTi」は最高出力200PSの1.6リットルTHPエンジンと、クロスレシオの6速マニュアル・トランスミッションが搭載される。

また、今年末に発売予定となっている注目のスポーツモデル「RCZ R」の先駆けとなる「RCZ R Concept」も登場する。「RCZ R」は最高出力260PSの1.6リットルTHPエンジンが搭載される予定で、プジョー史上最もパワフルな量産モデルとなる。さらにスーパーカー「Onyx」も展示。最高出力600PSの3.7リットルV型8気筒ハイブリッドエンジンが搭載されており、その特徴的なボディワークとともに注目を集めそうだ。