FacebookやTwitterは、閉じられたストレス発散の場、ではなく、友達とのオープンな公共空間。思ったことをあまりにもストレートに表現しすぎて、同性にあきれられている場合も多々あるようだ。マイナビニュース会員のうち独身女性300名に、ズバリ「モテない」と思った女友達の投稿について教えてもらった。
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Q.FacebookやTwitterなどのSNSで、女友達の投稿に対して「それはモテない」と思ったことはありますか?
はい 20.3%
いいえ 79.7%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どのような投稿でしたか?
■悪口・グチは厳禁
・「グチや乱暴な言葉づかいのストレス投稿」(25歳女性/その他/その他)
・「愚痴だらけ」(26歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「他人の悪口を言い捨てたりするような投稿、ネット上ではやらない方がいいだろうと思います」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)
■ネガティブで暗い
・「お金ないとか、仕事が決まらないとかネガティブ発言ばかり」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「イベント時に、今年も一人……みたいなコメントをよくしている子、そこまで暴露しなくてもいいのに」(30歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「マイナス思考の投稿ばかりの友人、いいね! を押せない、むしろ、がんばれ! ボタンが欲しい人」(28歳女性/医療・福祉/専門職)
・「恨み節が多い」(26歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「自分不幸アピール」(27歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
■ナルシスト系
・「自分のアップの写真ばかり」(25歳女性/マスコミ・広告/営業職)
・「自分の話を延々とする、自分の話かしない、など」(29歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「ポエムみたいなのの連続」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「いい女、セレブ気どりでワインを飲んでいる写真を投稿したから」(34歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「フリフリのロリータファッションが好き」(27歳女性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
■かまってちゃんアピール
・「『しばらくいろいろあったけど、また頑張る』と好きな人が見ているところで書き込む」(30歳女性/医療・福祉/専門職)
・「『彼氏いなくても、今幸せ! って思えるから、私は大丈夫!』構ってほしいんだなと思いました」(28歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「寂しいアピールをするような投稿」(28歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)
・「病んだ投稿ばっかり、かまってオーラですぎ」(23歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
■女性の恥じらいに欠ける
・「品のない話が多い……例えば、脱毛の話や、シモネタがまんさいなひと」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「激烈な変顔」(24歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「生理の話を平気でしちゃう、さすがにまずいと思う」(23歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「たばこのことを"ヤニ"と言い、『ヤニうめぇ~』とかつぶやいちゃうのはどうかな、と思う」(23歳女性/農林・水産/専門職)
■大酒飲み
・「お酒をのんでいるところやお酒のビンばかり投稿、どんだけ飲むんだよ……と思ってしまう」(26歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「芋焼酎で一人晩酌といったこと」(23歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「飲んだくれた様子」(24歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
■総評
「コイツ、モテないだろうなー」と同性にあきれられているSNS内の書き込み、一番多かった意見は、「愚痴」や「悪口」ばかりの投稿だった。乱暴な言葉遣いや他人の批判は、SNSでなくても聞くに堪えないもの。"記録"として残ってしまうネット上では、特に注意したいところだ。同様に、自虐的な発言や恨み節、不幸自慢など、あまりにも暗くて、コメントしようのない発言もやはり人気は低い。みんな、自分の中のネガティブな部分をSNSで吐き出して、現実世界とのバランスをとっているのかもしれないが……。
画像も要注意だ。有名人よろしく自分の顔写真ばかりアップしたり、いいオンナ気取りの写真を載せたりするのも、同性にしてみればドン引きだろう。また、自分語りばかりで、周囲が目に入らないような書き込みや、ポエムのような自己陶酔したつぶやきなども、思いっきりヒかれている。SNS内でやっている以上、同性から厳しいチェックが入っても仕方ない。
豪快で潔い気もするが、シモネタや脱毛、生理の話など、"おばさん化"している女性も、同性からは「モテない」と思われている。また、お酒が好きすぎて、酒ビン画像ばかり投稿したり、「一人で芋焼酎なう」などとつぶやいたりするのも、ほどほどに。友達だけで閉じている世界だからこそのリラックスした投稿とはいえ、いつどんな男性に見られるとも限らない。最低限の"オンナの恥じらい"は残しておきたいものだ。
調査時期: 2013年2月14日~2013年2月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート