肉と肉でチキンライスをはさむ……!? 日本ケンタッキー・フライド・チキンは2月7日、「ケンタッキーチキンライス」(450円)を発売した。この驚きの新発想サンドメニューを、さっそく食べてみた。
同商品は、チキンフィレ(鶏胸肉)2枚をバンズ代わりにし、その間にケチャップライスとチェダースライスチーズをはさみ込んだサンドメニュー。トマトソースとマヨソースで味付けしている。バンズのチキンフィレは「オリジナルチキン」と全く同じ調理法により、カーネル・サンダース秘伝の11ハーブ&スパイスで味付けされているという。
ケンタッキーチキンライスを実際に目の前にしてみると、想像していたよりも小さく、片手で持てるサイズだった。
持ち上げてみてまず思ったのは、「……あつッ!」。ついバンズではさまれたいつものバーガーの感覚でつかんでしまったが、紙にチキンフィレが直接包まれているのだからそりゃ熱い。これから食べる人にはそっと持ち上げることをおすすめしたい。
また、ケンタッキーチキンライスはコンパクトな見た目に反して、ずっしりとした重みがある。片手で持ち上げると、不思議と男らしいような気持ちがわいてきた。肉には人を奮い立たせる何かがあるのかもしれない。
ジューシーでふっくらとしたチキンフィレは、おなじみのケンタッキーのスパイスが効いていて香ばしい。濃厚なチェダースライスチーズとトマトソース、マヨソースが絡み合って、食べ応え抜群だ。さらに控えめなチキンライスのやさしい味わいが加わり、それらを引き立てる。
一口、また一口と止まらずぺろりと食べ終わったが、胃袋には確かな満足感。これ1個でしっかりおなかいっぱいになった。この商品、このボリューム(平均256g)でありながら、カロリーは585kcalとのこと。
紙に包まれた見た目は普通のバーガーなので、バーガーを食べているように見せかけてすました顔で思いっきり肉にかじりつける。筆者も一人で店に行って大満足で帰ってきた。"隠れ肉食"の女子のみなさんにもおすすめだ。