出版事業を手がける宝島社は、2月8日に、新刊「幸せを呼ぶ猫 こまり顔のハチ」を発売する。価格は1,050円。
本書は、茨城県水戸市駅前にある商店街「宮下銀座」で人気者のハチという猫の表情を集めた写真集。地元の人が、八の字を寄せたようなまゆ毛の表情を見て、ついほほ笑んでしまうことから「幸せを呼ぶ猫」として定着。さまざまなシーンで見せるハチの表情と、街の人たちとの交流の様子が撮影されている。
ちなみに飼い主の前田氏によれば「筆で書いたような八の字まゆ毛にひかれて飼うことを決めた」のだとか。「震災の影響を受けた商店街に笑顔が少しずつよみがえっているのはハチのおかげ」と街の人たちは心の支えにしているそうだ。