フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、同社の最量販ミニバン「ゴルフ トゥーラン TSI ハイライン」に駐車支援システム「Park Assist」を標準装備するなど仕様を向上して発売した。

「ゴルフ トゥーラン TSI ハイライン」の仕様が向上

「ゴルフ トゥーラン」は2004年に日本に導入され、累計で3万3,000台以上を販売する輸入車ミニバンのマーケットリーダーに。1.4リットルの直列4気筒ターボとスーパーチャージャーエンジン、7速DSGとの組み合わせによる低燃費かつパワフルな走りが特徴だ。

同車は従来からドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」を標準装備とするなど充実した装備だが、今回さらに装備を追加。駐車支援システム「Park Assist」のほか、パークディスタンスコントロールを従来から装備しているリヤに加えてフロントにも装備。純正ナビゲーションシステム「712SDCW」を標準装備とした。16インチアルミホイールのデザインを10スポーク、2トーン塗装とするデザイン変更も実施する。

「Park Assist」はフォルクスワーゲンのラージクラスミニバン「シャラン」で国内初採用された装備で、駐車場所へのステアリング操作を自動化する。警報音で障害物までの距離をドライバーに知らせる「パークディスタンスコントロール」と合わせ、車庫入れのしやすさを大きく向上させた。価格は従来モデルの24万円高の363万円。装備の充実度に対して戦略的な価格設定となっている。