「眠り猫」がデザインされた記念貨幣

裏は古銭をイメージしている

造幣局は、地方自治法施行60周年を記念を記念し発行している「地方自治法施行60周年記念貨幣」のうち、栃木県「日光東照宮」の眠り猫と雀をデザインした、「五百円バイカラー・クラッド貨幣『眠り猫と雀』」の引き換えを、1月16日から行っている。

同貨幣に描かれている「眠り猫」は、日光東照宮東回廊の奥社参道入り口にある木彫りの彫刻。彫刻職人である左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝えられている。

また、この彫刻の裏には「雀」の彫刻があり、猫と雀が共存共栄している様子が描かれていることから、「戦乱が治まり平和な時代が到来したことを表している」という解釈もあるという。

なお、裏面デザインは、古銭のイメージを図案化。中央部に「地方自治」の4文字を配しており、全県共通となっている。

発行枚数は180万枚。1人につき2枚の引き換え制限がある。引き換えは、大分県分、兵庫県分の500円貨幣と合わせて、「地方自治法施行60周年記念500円貨幣(栃木県、大分県、兵庫県)引き換え取扱機関」の窓口において、額面価格で行われるとのこと。

詳細は、同局公式ホームページで見ることができる。