モグモグしている姿がとってもかわいい

東京近郊の動物園レポート第2回は町田リス園。さまざまな種類のリスたちがいっぱいです。リスたちに直接ごはんをあげることもでき、彼らの日常にふれることができました。

世界で最も騒々しい!?アカリスさん

入り口を入るとすぐにアカリスさんのにぎやかな声が

入場してすぐに目に入るのは、すばしっこく走り回るアカリスという種類のリスさん。細いスロープの中、追いかけっこをしたかと思えば、今度はごはんをパクパク。落ち着きのなさに驚かされますが、どの姿もかわいいです。

ひっきりなしに動きまわりましたが、不意にこちらを見てくれました

よく観察すると、小さな手を使ってごはんを器用に食べています。尻尾のくるっとしたカーブがなんとも愛らしいです。

タイワンリスの放し飼い広場

園内にはリスの他にうさぎ、タイハクオウム、モルモットなども。放し飼いになっているメイン広場へ向かいます。

リスたちのおうちがカラフルにデコレートされています

広場にはタイワンリスという種類のリスが暮らしています。その数なんと約200匹。歯がとても強力なので注意が必要です。なお、ごはんをあげるときは手袋をつけます。

小柄ながら走ったり飛んだり大忙し。カメラで追うのも一苦労です

ここでは、ごはんをもっていると一躍人気者になれます。「ちょうだい!」とばかりに寄ってくるので、少しずつあげましょう。

ごはんをあげていて驚かされるのが、リスたちの元気さと大胆さ。細い道を駆けるのはもちろん、狭いところにもジャンプ。いつまで見ていても飽きません。なかには巣穴から顔だけ出していたり、逆に頭だけ突っ込んでいたりと、自由に暮らす姿を見ることができました。

ごはんや水飲みシーンも目の前で見ることができます

何かこちらをうかがっているなと思ったら

リスたちも人間にどんどん近寄ってくるのですが、なかには膝や腕に乗ろうとする子たちもいました。

ジャンプして飛び乗りました。びっくり!

そのほかにも、日なたぼっこしながら寝ている子や、巣作りをがんばっている子も。巣作りは、特にこの時期にしか見ることができないそうです。

寝姿もかわいい。くわえたまま走って巣を目指します

おみやげにはこちらを

ギフトショップには、リスたちの写真をおさめたポストカードや、各種ぬいぐるみがずらり。リスアイテムをそろえたい人には必見です。

オリジナルのぬいぐるみストラップや、オリジナルてぬぐい350円が人気

リスたちととても身近に過ごすことができる町田リス園で、リスたちのいろいろな表情を見つけてください。

町田リス園のゲート

■スポット情報
店名:町田リス園
場所:東京都町田市金井町733-1
営業時間:10:00-16:00。12月は15:00まで。3月~10月の日祝日は17:00まで。火曜休(祝日開園、翌平日休)。12月27日~1月2日休。6、9、12月の第一火曜~金曜休
入場料:大人(中学生以上)400円、子供(3歳以上)200円、団体割引あり




<著者プロフィール>
一色千里
ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!

猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページツイッターも運営中。